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機械設計

機械エンジニアも気になる。「設計」と「開発」の違いってわかりますか?

2021年1月2日

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どうも、ぜっとんです。

機械エンジニアとして働くときに質問されるのは決まっています。

「君は設計がしたいの?それとも開発がしたいの?」

と質問されます。

設計と開発の違いがわからなかったので、

ぜっとん
「クルマのエンジンを設計したいので、設計がしたいです。」

と答えたら、

「じゃぁ、開発だね。」

と返されました。

質問に対するぼくの答えを聞いて

「開発だ!」

とわかったあなた!すごいです。センスの塊です。

「え?設計がしたいのに開発になるの?」

と思ったあなた!安心してください。現役機械エンジニアもちゃんと答えられません(笑)

では、「設計」と「開発」の違いを見ていきましょう。

第12回【機械設計に必要な知識】現役機械エンジニアも気になります。「設計」と「開発」の違いってわかりますか?

このブログの内容は、下記動画でも解説しています。

設計は設計図を作る

簡単にいうと、設計は設計図を作ります。

モノを作るときには必ず設計図が必要です。

世の中に出すためには、顧客の仕様から仕様書が作成され、仕様書をもとに設計図を作っていきます。

新しいモノを世の中に出すための入り口になるのが設計です。

また、もともとある製品や商品をもっとクオリティを上げて世の中に出すのも設計です。

会社のアタマと言えます。

かっこいい仕事ですが、責任も大きいです。

設計図の完成度が低いと、その次の工程の品質にも影響が出てきます。

設計図をどれだけレベルを上げていけるかが「設計」の力になります。

開発はモノを作る

簡単にいうと、開発はモノを作ります。

設計図だけでは、世の中にモノが出ていきません。

開発は設計図を正しく読み取り、指定された製作方法(加工、工程など)で作っていきます。

開発はタダ単にモノを作るだけではいけません。

設計が作った設計図は専門知識の塊です。

そのため、開発も専門的な知識を得ることが必要です。

また、製品や商品を生産するため技術改良をする必要もあります。

生産技術のレベルを上げていくことで、高品質で低コストを生産に繋がります。

会社の利益と将来性に直結している仕事です。

設計図通りのモノを作るのは当たり前として、次の技術レベルを上げていけるかが「開発」の力になります。

設計がしたいのか、開発がしたいのか

最初の質問に戻ります。

「あたなは設計がしたい?開発がしたい?」

と質問されたらどう答えますか?

世の中にまだ無いモノ、クオリティが上ったモノを出すために、図面を描きたい人は設計です。

世の中にモノを出すために、自ら作り、生産技術を上げて高品質、低コストで技術を上げて行きたい人は開発です。

さいごに

「設計」と「開発」の違いを見てきました。

最初に質問されたときに「開発だね」って返されたときは

ぜっとん
「設計がしたいのになんで開発なんだよ!」

って思っていました。

「開発」を経験しないと商品や製品の生産技術レベルがわかりません。

今よりもレベルを上げた商品や製品を出すためには、アイデアも必要ですが今を知ることも大事です。

時代の流れは早いので設計・開発期間はかなり厳しい納期になってきています。

それなのに、もっとクオリティが高いモノを出さないと行けないジレンマがあります。

誰でも設計はできます。

ただ、設計として自身を持って設計図を描けるかは、知識と経験が必要です。

機械エンジニアは、日々の精進が大切です。

それでは!

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