どうも、ぜっとんです。
自分のチームを持ち、部下ができたリーダーにぶつかる壁があります。
それは、チームの成果を上げることです。
人をまとめ、チーム全体の成果を上げることは大変なことです。
自分の仕事をしながら、性格も能力も価値観も違うメンバーをまとめないといけません。
悩んでいるときに出会えたのがこの書籍でした。
それがこの本です。
「マンガでよくわかる 行動科学で成果が上がる組織をつくる!教える技術 2 チームリーダー編」
この本を読み、勉強になったことをまとめていきます。
解説動画:第54回【おすすめ書籍】行動科学マネジメントから学ぶ教える技術!悩めるリーダーに教えたいこと
このブログの内容は、下記動画でも解説しています。
2割8割の法則
リーダーというのは一緒に働いているメンバーの8割を「やらされ感」から「自らやりたい状況」に持っていかないといけません。
この理由は、「2割8割の法則」からです。
組織の中に、「上位2割+平凡6割+問題あり2割」に分かれます。
8割の内訳は「平凡6割+問題あり2割」で8割になります。
ここで、重要なのは問題あり2割だということです。
上位2割は、生産性・収益性が高い能力を持っていますし、上位2割にやらされ感を持っていいる人はいません。そのため、マネジメントする必要がありません。
平凡6割+問題あり2割はやらされ感を持ちながら仕事をしています。
リーダーはこの8割を伸ばすことが、チームの総力を高めたいときや、伸ばしたいときに有効になります。
8割が難しいと感じた場合は、6割目標でがんばりましょう。
変えるのは行動力
8割のメンバーを「やらされ感」から「やりたい状況」に変化させると言っていますが、メンバーの性格を変える必要はありません。
メンバーの行動力を伸ばすことが重要になってきます。
リーダーの仕事は、メンバーが自発的に行動できる環境を作ることです。
また、メンバーから信頼してもらうことが大切です。
信頼してもらうためには、必ず行動したことに対して、ちゃんと褒めて評価してください。
あなたも、上司から自分の行動を褒めてもらった嬉しいですね?
褒められて「嬉しくない」と言う人はいません。
メンバーの行動力を変えるためには、まずはメンバーから信頼してもらいましょう。
意識することはシンプル
リーダーとして意識することは、シンプルに2つだけです。
ポイント
部下の存在を認めて、成長を願う
部下の長所をしっかりと把握している
この2つになります。この条件をクリアすることが大切になります。
行動科学マネジメントでは、良い行動をしっかり認めることが非常に重視しています。
意識することもシンプルですが、行動もシンプルになります。
そして、リーダーが心がけたい行動も2つです。
ポイント
部下への声かけに、その人の名前を添える
部下の長所を見つけ、紙に書き出す
部下の行動力を変えるためには、上司(あなた)も変わらないといけません。
1〜2週間意識して行動することで、その行動は習慣化します。
まずは、部下とのコミュニケーションの回数を増やして、量をこなしましょう。
聞く力を伸ばす
コミュニケーションの回数をただ増やすだけでは部下は伸びません。
部下の本音を聞き出すことが重要になってきます。
部下が本音を出せないのは、「この人には話を聞いて貰えそうにない」と感じさせるからです。
こんなことを思わしてしまう要因は、上司のあなたが喋りすぎることが原因です。
では、聞く力を伸ばすために必要なことを見ていきましょう。
ポイントは3つです。
ポイント
部下の話す環境をつくる
部下と話す時間を決める
気になることはメモを取る
「部下の話を聞くときの定番スタイル」を決めることです。
場所を作り、お互いの都合のいい時間を決めることで、聞く準備と心構えができます。
書籍では、「ショートミーティング」というやり方、「成果を出す報連相」も紹介されていました。
気になる人は、書籍を購入してみてください。Kindle版も出ています。紙媒体より安くどこでも読めます。
ぼくも利用しているKindle Unlimitedがあれば月額980円から200万冊以上が読み放題になります。
さいごに
結果を出す人は「結果が出る行動」をしています。
リーダーというのは権力者ではありません。
リーダーという役割をもらっただけです。間違えないようにいきましょう。
また部下との相性は無関係なので、気にせずにいきましょう。
メンバーひとりひとりのが自発的に行動ができる環境を整え、チームの活性化させ、チームとしての成果を上げていきましょう。
メンバーの「行動力」を変えて、自分の「行動力」も変えていきましょう。
それでは!
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