どうも、ぜっとんです。
機械設計者は、顧客からの要求された仕様から機械を検討し設計を行ってきます。
ぼくは機械設計歴10年ですがまだまだ未熟者なので、検討内容で「これだ!」といった答えは出てきません。
検討した内容の完成度は、設計者の技術力、知識力、センスが大きく影響してきます。
そのため、未熟者のぼくが設計時に心がけているのは
を強く意識しています。
その理由をお伝えしてきます。
解説動画:ユーザーが機械設計者に求めること!シンプルでバランスのとれたモノ
このブログの内容は、下記動画で解説しています。
シンプルの大切さ
「シンプル・イズ・ベスト」というフレーズは機械設計者にとって重要なフレーズです。
余分な機能を付け加えず、必要最小限を意識したシンプルな機械を設計します。
シンプルな機械のメリットは、低コストで故障が少ないです。
シンプルな機械だと、改善要求に対応する次世代の設計者も楽になります。
また、使用者(顧客)側に立ってもメリットがあります。
操作性が簡単で、メンテナンスが楽です。
では、逆に複雑な機械だとどんな事が起きるかどうなるか考えてみます。
まず使用者側は、複雑な機械だと操作になれるまで時間がかかります。
複雑になることで部品点数も多くなるため、メンテナンス方法は面倒になります。
そのため、故障発生率が高くなります。
複雑な機械は改善要求が多く挙がってきます。
複雑な機械だと、改善要求に対応する次世代の設計者がまずはその機械を理解することから始まります。
時間と、コストが多くかかってしまうので大変ですよね?
シンプルな機械を設計する重要性がわかったはずです。
バランスの大切さ
バランスが取れた機械を設計することも機械設計者にとって重要な役割です。
「ムダ・ムリ・ムラ」が混在している機械はバランスが悪く、多くの問題を発生します。
また、バランスが悪いということで安定感もありません。
使用者に製品に対する不安や、製品の急停止などの恐怖を与えていきます。
機械設計者がバランスのとれた機械を設計するかによって、最終的に不具合の発生が少ない、使用者の満足度が高い機械の設計に繋がっていきます。
バランスが取れた機械を設計する重要性がわかったはずです。
見た目が美しい機械は愛させる
見た目が直感的に美しい機械を設計することに追求し続けることは重要です。
見た目が美しい機械を設計することに一番追求しているメーカーは、皆さんの身近にあります。
iPhone、iPad、MacBook、iMacなどを作っているApple社です。
直感的に美しい機械は、一般的に性能、効率がよく使いやすい機械です。
美観に優れた機械は、時代を超えて愛され続ける傾向にあります。
Apple製品のような見た目が美しい機械を設計するためにも、合理的にシンプルにしてバランスが取れた機械を設計していきます。
さいごに
機械設計者に求められるシンプルでバランスのとれた機械を設計することについて、伝えてきました。
設計者の技術力、知識力、センスを日々鍛えることが必要です。
次世代の設計者、使用者にとって愛される直感的に美しい機械を設計できるように、ぼくも精進していきます。
それでは!