どうも、ぜっとんです。
機械設計は、『モノづくり』メーカーで欠かせない仕事ですが、若手機械設計者の多くの人が作業量や知識不足で悩みを感じています。

そこで今回は、機械設計の仕事が「ついていけない」と感じた時の対処法を紹介していきます。
機械設計で「ついていけない」と感じる理由
どうして機械設計の仕事に対して「ついていけない」と感じるのか。
具体的には、次のようなことが重なると感じやすくなります。
- すべての機械設計が完了してから文句を言われる
- 装置のトラブルはすべて機械設計者に押し付けられる
- 納期を守るために常に追われてしまう
- 学び続けないと周りに追い付けず焦る
- 他部署が無茶な業務改善を求めてくる
- 作業現場と認識が合わずトラブルが起こる

何かあれば「設計頼り」にされがちです。
仕事の悩みには、言葉では説明しにくいケースもあります。
知識がない人に説明しないといけなかったり、コミュニケーションが難しい職場環境だったり、機械設計に限らず心身に負担がかかるでしょう。

新しい技術を理解する時間を確保したいけど、膨大な仕事量のせいで後回しにしてしまい焦ってしまう人も多くいました。
どうしても機械設計の仕事に後ろ向きになる時の具体的な対処法
機械設計に限らず、気持ちが沈みがちなときは一度自分の将来や仕事観を見直してみると効果的です。

私自身、機械設計を10年以上続けてきましたが何度も「機械設計なんて辞めてやろう」と思いました。
ですが、なんだかんだ続けられている理由としては、過去の『嫌な経験を二度としたくない』という気持ちから業務改善を試みているからだと思います。
業務改善といっても、自分の失敗をメモに残しておくだけです。
失敗メモについては、「社会人10年以上だから言える。仕事で成長したいと思うなら、自分の失敗を必ず残そう」で詳しく解説しています。
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社会人10年以上だから言える。仕事で成長したいと思うなら、自分の失敗を必ず残そう
どうも、ぜっとんです。 社会人になり、たくさん仕事をしていると良いこともあれば、悪いこともあります。 仕事で失敗してしまったときは、自分がしてしまった失敗をすぐに忘れ次に行こうってなる人が多いですが「 ...
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ほかにも、転職や部署異動を含め、環境を変えるのも視野に入れると前向きになれる場合があります。
周囲が原因のトラブルであれば、まず問題点を整理して対策を考えてみましょう。
機械設計の仕事は「やめとけ」と言われる理由
機械設計の仕事は、プレッシャーの大きい職種、図面作業や設計検討や資料作成が多く、長時間パソコンに向かうため「やめとけ」と言われることがあります。
残業も多めになるケースがあるのも事実です。
それでも『モノづくり』メーカーでは、開発の核となるのでやりがいを感じやすいですし、実際に自分が設計した装置が動くところ見るときは感動します。
機械設計に向いていない人の特徴
機械設計の仕事に悩みを抱える人は、そもそも自分に合わない可能性があります。
細かな図面管理が苦手な人、新しい技術に対して興味がない人や、机上作業より実際に機械をいじりたい人などの場合は別の職種が合うこともあります。
これまでの経験を別の分野に活かして活躍したいなら、早めに見極めておくことで将来の選択幅が広がります。
まとめ:機械設計のついていけない悩みを克服し未来へ踏み出すために
最初は誰しも知識不足を痛感しやすいです。
周りが当たり前にこなす作業も、自分には初めてという場合があります。
自分の技術レベルと周囲の業務量の差を感じることがあるなら、まずは現場で起きる問題を細かく把握して、そこから担当業務の優先度を整理し、必要な知識を補強していくと心の負担が軽くなります。
現在、機械設計者として「仕事にていていけない」と思う方はキャリアを見直すきっかけにもなります。
上司や専門家への相談や、製品開発の核心を担う他の企業への転職など、行動を起こせば状況を変える道は開けます。
新しい一歩を踏み出す準備をして、未来への可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
それでは!
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